この記事は Board Game Design Advent Calender 2016の15日目の記事です。
初めましての方は初めまして、
お久しぶりの方はお久しぶりです。
HLKT工房というサークル名で活動しております。
天空 薙と申します。
昨年もこのBoard Game Design Advent Calenderに駄文を晒してしまったですが、
今年も懲りずに晒していきます(苦笑)
駄文ですが、おつきあいいただけたら幸いです。
この記事で言いたいのは、ただ一つ!
「名刺でカードゲームを作るのはどうでしょうか!?」
と言うことです。
アナログゲームの制作を全面的にバックアップしてくれる印刷所さんが増えてきて、
ゲームマーケットのコンポーネントの質がめちゃくちゃ良くなっていく中、
あえて逆の提案をさせていただきます。
もちろん、アナログゲームは、コンポーネントの質が高い方がいいと思っていますし、
全面的にバックアップしてくれる印刷所さんはとても心強いです。
でも、その分制作コストが高くなります。
制作コストはそのまま製作者の負担、頒布価格に大きく関わっていきます。
制作コストと頒布価格の話なんかは結構いろんなところで話されているので、
以下のリンクをご参照いただけると私よりもはるかにボドゲに精通した方々の意見が聞けると思います。
要するに、健全なサークル運営には健全な収支が必須です。
もちろん、面白くてそれが売れるのが一番ですが、
もう一つ制作コストを抑える方法を考えるのはどうでしょうか?
そこでおすすめしたいのが、名刺印刷です!
おすすめのポイントとしては、二つ!
- 安い
- 納期が早い
発注から納品まで一か月かかるというレベルですが、
名刺印刷なら、なんと即日発送をしてくれるところまであります!
しかも、納期を伸ばせばその分割引もしてくれる!
日本では多くの需要があるからこその価格だとは思いますが、
用紙のバリエーションや少しの加工、角丸などもしていただけるので、
一見の価値があります!
そんな名刺印刷にももちろん、欠点がいくつかあります。
自分がぱっと思いつくのでは以下の三つ。
- サイズが違い
- 印刷精度の違い
- 用紙の違い
しかし、これらは工夫次第でいかようにもできます!
1.サイズの違い
正直、名刺サイズカードでの問題の8割はここにあるといっても過言ではありません。
なぜなら、ゲーマーにとってしっくりくるカードサイズとは違うので、
どうしてもそこに違和感が出てきてしまいます。
さらに最近はみられるようになりましたが、
名刺カードサイズのスリーブがなかなかないんです!
2.印刷制度の違い
プレイ用カードと違って、名刺はさほど印刷制度を求められません。
よって、たまに恐ろしいズレが出てくることがあります。
ズレを許容するデザインであることが望ましく、
神経衰弱のようなものには絶対向かないと思われますが、
ゲームによってはうまくいくかもしれません。
3.用紙の違い
名刺用の用紙にはいくつかの種類があり、
それによっては、ゲームに向かないものもあります。
例えば、上質紙で薄いものなどは安価ですが、
色のノリが悪いのもさることながら、曲がりやすくお勧めできません。
少しグレードを上げたものであれば、安価なトレーディングカード印刷よりも
しっかりとしたカードを作れる可能性もあります。
そんな欠点がある名刺印刷ですが、
それなりに試行錯誤するのも一興かと思います。
もっと詳しい数値や、実際に見積もりを取るとこのくらいになる
はたまた、名刺サイズに合わせたケースを買ってくるのと、
組箱をオリジナルのサイズで作るのでこんだけ違う!
みたいな話もしたいなーと思いつつ
眠気と体力の限界なので、この辺にさせていただきます。(汗
またこの辺の話とかも興味があれば、
イベントやブログ、Twitterで聞いていただければ
答えられる範囲で答えます!
といっても、自分自身印刷のプロというわけではなく、
いくつかの名刺印刷を利用して、ゲームを作ってきた経験則なので、
最適解ではありませんが、
自分自身、安くて、面白いゲームが世にいっぱい出ればなぁと思っています!
(無論、その安い理由が製作者の負担にならない形であれば)
ということで、
天空 薙でしたー
またどこかでお会いしましょう!(笑
自家印刷のために名刺用紙を検討したことがあります。
名刺用紙最大の問題は透けてしまう場合が多いことだと思うのですが、その辺何か対策等あるのでしょうか。
いちいち問い合わせないと透けるかわからないですし、名刺サイズ不透明スリーブも知らないので、とても気になります。