ダンジョンに潜って、己の目的を達成せよ!
発表 | 2015.5.5 |
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ジャンル | ダンジョン探索ゲーム |
プレイ人数 | 3 – 4人 |
プレイ時間 | 15分程度 |
ダンジョンカード:39枚
勝利条件カード:24枚
キャラクターカード:4枚
ドラゴンカード:1枚
コインチップ:24枚
アイテムチップ:24枚
ライフチップ:24枚
木製コマ(プレイヤー駒、ドラゴン駒用):5色各1個
1.ゲームの準備
1.1ゲームフィールドの作成
入口パネル(矢印の描かれたパネル。裏側にもマークが入っています)を含む16枚のパネルを裏向きにしシャッフルします。
縦に4列、横に4列となるように裏向きに並べます。
この時、四隅のどこかに入口パネルが来るようにします。
入口パネルを表向きにし、二つの通路が隣のパネルにつながる向き(矢印が外周側になる向き)に設置します。
各プレイヤーはコマを1色選び、そのコマを入口パネルの上に設置します。
これらのコマをプレイヤーコマと呼びます。
残ったコマから1個選び、入口パネルから一番離れたパネルの上に設置します。
このコマをドラゴンコマと呼びます。
プレイヤー人数が3人の場合、余ったコマは使いませんので、箱に戻しておきます。
1.2カード、場の準備
ダンジョンカードをシャッフルし、山にします。
この山をダンジョンカードの山と呼びます。
ダンジョンカードの山の隣に使用したダンジョンカードを置いておくための場所を確保してください。
これをダンジョンカードの捨て場と呼びます。
勝利条件カードをシャッフルし、ダンジョンカードの山と別の山にします。
この山を勝利条件カードの山と呼びます。
チップは各プレイヤーが持っているチップと混同しない場所にひとまとめにしておきます。
これをチップ置き場と呼びます。
コインチップとライフチップは足りなくなったらほかのもので代用してください。
ただし、アイテムチップはチップ置き場にない場合、取得できません。
ドラゴンカードは表向きにし、ゲームフィールドの横、ドラゴンコマの近くに置きます。カードのハートマークの横に描かれている数字と同じ点数のライフチップをチップ置き場から取り出し置きます。
1.3キャラクターの決定
キャラクターカードを各プレイヤー1枚ずつランダムで引きます。
引いたキャラクターカードがこのゲームで使用するキャラクターになります。
プレイヤー人数が3人の場合、余ったキャラクターカードはこのゲームでは使用しないので、箱に戻します。
キャラクターカードはそれぞれのプレイヤーの前に表向きで置きます。
その後、自分のキャラクターカードに描かれているハートマークの隣の数字分のライフチップとコインマークの隣の数字分のコインチップをチップ置き場からそれぞれ受け取り、各プレイヤーに見えるようにキャラクターカードの隣においてください。
キャラクターカードの上には、剣チップと盾チップそれぞれを一枚ずつ置くことができます。
キャラクターカード上のチップはそのキャラクターが装備しているチップとなり、戦闘や一部のアイテムで参照されます。
1.4スタートプレイヤーの決定
適当な方法でスタートプレイヤーを決めてください。
おすすめは「最近、ドラゴンを見た人がスタートプレイヤー」です。
1.5初期勝利条件カードのドロー
スタートプレイヤーから勝利条件カードの山から2枚引き、そのうち1枚を手元に残し、1枚を裏向きのまま勝利条件カードの山の一番下に入れます。
手元に残した勝利条件カードは裏向きで自分の前においておきます(自分の勝利条件カードはゲーム中いつでも確認ができます)
2.ゲームの流れ
スタートプレイヤーから順番にターンを回していきます。
1ターンにプレイヤーは3アクションまで行えます。
アクションが残っている状態でターンを終了することも可能です。
<アクションを使用せずにできる行動>
アクションを選択できる状態の時はいつでも以下の行動が行えます。
・コインチップの両替
・装備の変更
手持ちのチップとキャラクターカード上の装備チップを入れ替えることができます。
キャラクターカード上に装備チップがない場合、手持ちのチップを置くことができます。
・勝利条件カードの公開
勝利条件カードを公開します(勝利条件カードの公開条件、公開した時の処理は後述)
<通常アクション>
・パネルの移動
自分のキャラクタを、通路につながっている隣の表向きのパネルに移動できます。
裏向きのパネルおよび、通路がつながっていないパネルには移動できません。
部屋の探索
移動先が部屋になっているパネルの場合、ダンジョンカードの山から1枚引き、全プレイヤーに公開します。
ダンジョンカードの山がなくなった場合、捨てたカードをシャッフルして、新たなダンジョンカードの山を作ってください。
ダンジョンカードの種類によって、以下の行動をとります。
モンスターの出現
モンスターカード(「モンスターエンカウント」と書かれたカード)が公開された場合、そのモンスターとの戦闘になります。
戦闘の処理は「戦闘について」を参照してください。
アイテムの出現
アイテムカード(「モンスターエンカウント」と書かれていないカード)が公開された場合、そのカードを手に入れます。
呪われた〇〇というアイテムカード以外は別のアクションでアイテムチップ化する必要があります。
※呪われた〇〇というアイテムカードだった場合は、即座にそのカードの効果を適用し、装備しているアイテムチップ(剣か盾)を1枚捨てます。
書かれているアイテムを持っていない場合、呪われた〇〇というカードをあなたの前においてください。
このカードがある限り、書かれているアイテムチップは購入できず、書かれているアイテムカードをチップ化できません。
呪われた〇〇があなたの前にある時、同名の呪われた〇〇を取得した場合、後から公開されたカードは、ダンジョンカードの捨て場に行きます。
呪われた剣と呪われた盾は同時に持つことができます。
通路の探索
自分のプレイヤー駒があるパネルからつながっている通路の先に裏向きのパネルがある場合、そのパネルを表向きにし、自分のプレイヤーコマがあるパネルと通路がつながるように置きます。
パネルの変更
プレイヤーコマが乗っていないパネルの向きを任意の方向に変更します。
この時、必ずしも通路が他のパネルとつながっている必要はありません。
ポーションの使用
持っているポーションチップを1枚捨て、そのチップに書かれている分のライフチップを得ます。キャラクターカードに書かれている初期ライフを超えて回復することもできます。
ライフチップが足りなくなった場合、何かで代用してください。
アイテムの使用
持っているアイテムカードの効果を適用します。
使用したアイテムカードはダンジョンカードの捨て場におかれます。
「銅貨」「銀貨」のカードを使用した場合、書かれているコインチップを手に入れます。
「〇〇Lv1」のカードを使用した場合、「〇〇+1」のチップを手に入れるまたは、「〇〇+1」のチップを捨てて、「〇〇+2」のチップを手に入れるか「〇〇+2」のチップを捨てて、「〇〇+4」のチップを手に入れます。このカードで「〇〇+4」のチップを捨てることはできません。
「〇〇Lv2」のカードを使用した場合、「〇〇+2」のチップを手に入れるまたは、「〇〇+1」のチップを捨てて、「〇〇+4」のチップを手に入れます。このカードで「〇〇+2」、「〇〇+4」のチップを捨てることはできません。
手に入れたいチップがチップ置き場にない場合、そのチップを手に入れることができず、そのカードは使用できません。
キャラクターへの攻撃
同じパネル上(ただし、入口パネルを除く)のキャラクターに攻撃します。
攻撃した際の処理は、戦闘についてを参照してください。
入口パネル上でできる特別なアクション
カードの売却
手持ちのカードをその価値(コインマークの隣の数値)分のコインに交換します。
(1アクションで何枚でも可能です。また、手持ちの「呪われた〇〇」を1枚につき2コイン払って捨てることも同時にできます。
チップの購入
コインをチップに変換(1行動1枚)
+1チップ…1コイン
+2チップ…3コイン
+4チップ…5コイン
ただし、手に入れたいチップが残っていない場合、そのチップを手に入れることはできません。
ライフの回復
ライフを1点回復します(初期ライフを超えて回復することはできません。)
勝利条件カードの補充
勝利条件カードを2枚引き、1枚手元に残し、1枚山札の一番下に入れます。手元に残したカードは裏向きで自分の前に置いておきます。プレイヤーは勝利条件カードを何枚でも持つことができます。勝利条件カードが一枚しかない場合、その勝利条件カードを引いて手元に残します。勝利条件カードがない場合、このアクションを選ぶことができません。
3.戦闘について
戦闘になった場合、まずターンを行っているプレイヤーが攻撃を行います。
(キャラクターカードの剣のマークの隣に書かれている数字に装備している剣チップの+の値とキャラクターカード、勝利条件カードの能力による補正を足した値が攻撃力になります。何かを支払って攻撃力をあげる能力はこのタイミングで支払います。)
その後、被攻撃側のライフが残っていた場合、反撃を行います。(攻撃力は、被攻撃側がモンスターだった場合、剣のマークの横に書かれている数字、キャラクターだった場合、ターンを行っているプレイヤーと同様に計算します。)
モンスターを倒せなかった場合
モンスターを倒せなかった場合、モンスターはキャラクターに反撃(前述)し、ダンジョンカードの捨て場に行きます。
モンスターを倒した場合
モンスターを倒した場合、そのモンスターカードを手に入れます。手にいれたモンスターカードはそのプレイヤーの前に表向きで置いておきます。
プレイヤーを倒した場合
倒したプレイヤーが装備していたチップを一つ選び、奪います。
(そのプレイヤーがアイテムチップを持っていても、装備チップがない場合は奪えません。)
プレイヤーのライフが0になった場合
ライフチップをすべて失ったプレイヤーは持っているアイテムチップ、装備しているアイテムチップをチップ置き場に置き、アイテムカード・モンスターカードをダンジョンカードの捨て場に置き、初期ライフ分のライフを得て、入口パネルに戻ります。(勝利条件カードとコインチップは失いません。)
4.勝利条件カードについて
<通常状態>
手元の勝利条件カードは通常裏向きのまま自分の前においておきます。
<勝利条件カードの公開>
勝利条件カードに書かれている獲得条件を達成している場合、アクションを消費せずに表向きにできます。
このとき、得点を得るかボーナス能力を得るかを選択します。
得点を選択した場合、そのプレイヤーからみて「獲得条件」が上になるように、その勝利条件カードを表向きで置きます。
そうした場合、この勝利条件カードはボーナス能力は持ちませんが、カードに描かれている☆マークの数だけ、ゲーム終了時に得点になります。
ボーナス能力を選択した場合、そのプレイヤーから見て「ボーナス」文章が上になるように、その勝利条件カードを表向きで置きます。
この勝利条件カードは得点として数えませんが、そこに書かれているボーナス能力を得ます。
同名の勝利条件カードが公開された場合、得点とボーナス能力の選ばれていない方が強制的に選択されます。(のちに雄弁で入れ替えることもできません。)
※勝利条件カード「雄弁」はこのボーナスと得点を入れ替えることのできる勝利条件カードです。
雄弁を公開した場合、即座にボーナスと得点を入れ替えてください。
ただし、同名の勝利条件カードが二つ存在しているときに、その勝利条件カードのボーナス能力と得点を入れ替えることはできません(両方をボーナス能力または両方を得点とすることはできません)
なお、「雄弁」を得点にすることはできません。また、使った「雄弁」はそのまま自分の前に置いておき、以降何の能力も持ちません。
5.終了条件
いずれかのプレイヤーがドラゴンを倒した時点でゲーム終了になります。
ドラゴンは、初期位置から動きません。
同じパネル内にいる場合、
ダメージの計算は「3.戦闘について」のモンスターに攻撃する場合と同様です。
ドラゴンにダメージを与えた場合、ドラゴンカードの横のライフチップを減らします。
ドラゴンのライフが0にならなかった場合、その場所に残り続けます。
6.勝利条件
「獲得条件」を上にして置いてある勝利条件カードおよび(ドラゴンを倒したプレイヤーのみ)ドラゴンカードに描かれている☆の数の合計値が一番多いプレイヤーの勝利となります。
モンスターカードに描かれている☆の数は得点になりません。(モンスターカードの☆は、入口で売却する際の価格を表しています。)
また、持っているチップ、アイテムカードも得点になりません。
各カード補足
キャラクター:ドリー
捨てられるのはモンスターカードのみで、アイテムカードは捨てることができません。また、一度に何枚でも捨てられますが、1枚のカードにつき、攻撃力、防御力どちらかだけを上げます。攻撃する際にカードを捨てて攻撃力をあげた後、反撃を受ける際に別のカードを捨てて防御力をあげることができます。
キャラクター:アルフレッド
モンスターカードをまとめて売却する場合、各モンスターカードの価格+2します。
勝利条件カード:復讐者
プレイヤーの攻撃で倒された瞬間にのみ公開できます。(あとから公開はできません。)ボーナス能力を選択した場合、倒されたアクション(キャラクターへの攻撃)の処理がすべて終わった後、現在の手番のプレイヤーに割り込む形で1アクションを行います。(この時、アイテムチップを失っていることに注意)これが自分の手番で、キャラクターへの攻撃の反撃で倒された場合も同様です。
すでにこのカードがボーナス能力として公開されている場合、
モンスターの反撃によって死亡したとしても、1アクション追加されます。
勝利条件カード:地獄の使者
モンスターの攻撃で倒された瞬間にのみ公開できます(あとから公開はできません。)
勝利条件カード:雄弁
様々なミスにより、勝利条件カードという表記に統一しました。
処理条件カードは勝利条件カードの誤記ですので、読み替えてください。
勝利条件カード:迷宮博士
「表面」は「表向き」と読み替えてください。
条件の10枚には入口パネルを含みます。
勝利条件カード:アイテム博士
獲得条件は「アイテムカード」です「アイテムチップ」や「モンスターカード」は含まれません。
キャラクター「アルフレッド」を使用している場合、価格を+2してから、2倍します。
目標カードの名称変更に関して
目標カードの名称を勝利条件カードと変更しました。
また戻すかもしれませんが、とりあえずお願いします。
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