こんばんは!
お久しぶりの方はお久しぶり、はじめましての方ははじめまして!
HLKT工房の天空 薙と申します。
以後お見知りおきください。
いつもはボードゲームを中心に制作をしていますが、今回「さっぽろ卓ゲっと」というアナログゲーム即売会に参加するため、札幌を訪れイベント前日に夜パフェを食べたのですが、このパフェの説明に感動したので、簡単ではありますが、記事に残します。
訪れたのは「夜パフェ専門店 Parfaiteria miL」さんという夜パフェ専門店で、注文したのは「十五夜」というパフェでした。
まず、注文したパフェの説明(品物、フレーバーテキスト)が書かれたはがきサイズのサマリーが配られました。(許可をとってないので、内容等々はモザイクで出してます)

※ここで、紙の厚さと透け具合を確認していて、内容を熟読してなかったのは大変なプレミでした。
その後少し間を開けて、来たパフェがこちら

パフェがテーブルに置かれて、うわーっとなった後に、店員さんがパフェの説明をして頂いたのですが、とてもスッと入ったので、感動しました。
若干うろ覚えですが、内容としてはこんな感じでした。(当日、ホテルに帰宅後寝る前にメモった内容)
こちら、頭はウサギを模したホワイトチョコレートに、お月見団子をイメージしたイタリアンメレンゲ
の下に〇〇のクリームの中には××のジェラートが入っており、一緒にお召し上がりになるのがおすすめです。
その下にはジェラートや●●のジュレになっているのでグイッとスプーンを入れて一緒にお召し上がりください。
天空的にこれに関してとても感動したのですが、なんでだろう?と思ったので、ちょっと深掘りしてみます。
要因としては説明、固有名詞の量、説明の流れかなとは思っています。
上の説明をしてもらい、パフェを食べ、その後30分以上駄弁ったうえで、店からでて1時間以上たった時点でのメモなのですが、その時点でほぼ頭に残っていたものになります。
※寝るときまでそれが残っていたのがこの記事を書こうとおもったきっかけになります。
説明、固有名詞の量ですが、
食材は基本的に伏字にしてますが、実際帰った時点では食べた味の記憶に結びついていない単語は結構抜けていました。(特に後半はいろんな味、食感が混ざり合っていたので単体の記憶に残りにくかったです)
また、説明に関しても上記以外に言われてたけど覚えてないという記憶がないので、本当に上記だけだと思います。
そして、説明の流れですが、
まず、このパフェ一番の映えである耳の部分の説明、耳の部分を説明すると目に入ってくる耳の付け根のもこもことしたメレンゲ
メレンゲに関しては見た目から解釈が分かれそうなところをちゃんと先に説明してくれてます。
そこからその下のクリームとその中にジェラートがあるから一緒に食べてねという食べる説明
ここまでが澱みなく、聞く人の目線に沿ってきれいに説明されました。
そのあと、その下ですが、実際入ってるものの半分以下しか説明していないです。
そこの情報を抑えつつ、混ぜて食べてねという情報だけ残したのがすごいなと思いました。
おそらく、ここでいろいろ説明されても、上の部分のクリームとジェラートを食べた時点で押し流されますし(実際いろいろ流された)、長く説明してないで食わせろや!!となっていたかなと思います。
そこの説明の量、流れがすごい良い塩梅だったというのが、感動した点になるのかなと思っています。
更に言うと、このパフェには設定があり、配られたカードに記載されている
パフェの構成要素に関してもすべてをちゃんと説明しているわけではない
という点が大事だと思っていて、
説明する=すべての情報を開示するとしてしまいがちですが、そうではないということなのかなと思います。
もちろん、ボードゲームのルールの一部を省くのは問題ですが、ボードゲームの紹介などを考えたときにこの塩梅はとても大切になると思います。
その点も踏まえて、何を言うか、何を言わないか、どういう順番で言うのかがすごい整理されていて、聞きやすくよい説明でした。
更に、副次的な効果かもしれませんが、食べ始め部分は説明通りのものが出てきて味もほぼ想定内(想定よりもおいしかったですが)しかし、そのあとは何が出てくるかどんな味なのかは簡単な説明からではわからないため、変わった触感や新しい味の驚きも楽しめ本当に2度も3度もおいしいパフェでした。
自分もボードゲームの即売会などで説明する機会が多いため、聞いて購入し、やってみたらさらに面白いという感じの説明ができるようになりたいなぁと思いました(小並感)
ということで、パフェの説明に感動したので久しぶりにブログを更新した天空 薙でした!
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