工学系単位取得型カードゲーム
発表 | 2013.8.12 |
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ジャンル | 工学系単位取得型カードゲーム |
プレイ人数 | 3 – 5人 |
プレイ時間 | 30分程度 |
「らくたん for Engineers」ではプレイヤーは工学部の学生となり、努力・イベントをこなしながら単位を収集することを目的とします。プレイヤーはそれぞれ所属する学科を持ち、他のプレイヤーとの掛け引きの中で、より多くの単位を集めたプレイヤーが勝ちとなります。
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セット内容
「らくたん for Engineers」では大きく分けて学科カード、授業カード、努力カードの3種類のカードを使います。
学科カード
ゲーム開始時に入学許可証として配られ、それぞれのプレイヤーの所属学科となるカードです。
授業カード
開講授業として場に並べられ、取得時に単位として扱われるカードです。
努力カード
山札や場札から引いて手札とし、単位の取得時に必要となるカードです。
基本努力カード
授業カードごとに決められている出席、課題、試験の数に応じて手札から出すことで、その授業カードの単位を取得することができます。
特殊努力カード
基本努力カードの代わりとなるカードです。複数の種類、枚数の努力カードの代わりになりますが、点数が低めに設定されているものがあります。
イベントカード
プレイヤーが手札に加えた瞬間に、プレイヤーや場に対して様々な効果を発揮するカードです。
ルール
準備
学科の決定
各プレイヤーに学科カードをランダムに一枚ずつ配ります。配られたら表向きに学科カードを自分の前に置きます。
授業デッキの作成
英語2枚と経済学、法学各1枚、各プレイヤーの選択必修と各プレイヤーの専門科目を1枚ずつをひとつの山にします。専門科目はそれぞれの課程で2枚ずつありますが、どちらでも構いません。
残った専門科目と再履修1枚と卒業研究3枚を別の山にし、わきに置きます。
努力デッキの作成
努力カードをすべて混ぜ、ひとつの山にします。そこから各プレイヤーに4枚ずつ配ります。この時、イベントカードがあった場合、引き直します。
場のカードの準備
努力デッキと授業デッキからそれぞれ場に4枚ずつ並べます。
スタートプレイヤーの決定
プレイヤーの中で、最近授業に出た人がスタートプレイヤーです。
プレイヤーの行動
スタートプレイヤーから、順番に手番を行います。手番中には以下の二つの行動から一つ行います。
手札の補充
場に出ている努力カードの中から1枚または、努力デッキの1番上のカードを手札に加えます。この時、イベントカードを手札に加えた場合、
即座にその効果を適用し、捨て山に行きます。場から引いた場合は、努力デッキの1番上のカードを場にオープンします。これを2回繰り返します。(1手番に2枚のカードを補充します)
単位の取得
場に出ている単位を一つ指定して取得します。この際、自分の前にある、自分が取得した授業と同名の授業は取得できません。
この際、他のプレイヤーに協力を要請してもいいですし、他のプレイヤーは協力を申し出てもよいです。協力は何人でも可能です。
任意のプレイヤーに関して協力を断ることも可能です。
単位を取得するプレイヤーから時計周りに,協力を申し出たプレイヤーはそれぞれ、一枚以上の努力カードを手札から場に伏せた状態で出します。それから、合図で同時に表にします。
場に出ているカードをあわせて、以下の条件を満たしていた場合、単位取得となります。
- 授業カードに書かれている出席、課題、試験のコストを超えている
- 努力カードに書かれている点数の合計が60を超えている
単位取得できた場合、授業カードを表向きで手番プレイヤーの前に置きます。また、協力したプレイヤーがいた場合、学科チップを取得した授業カードの上に置きます。
単位取得できなかった場合、授業カードを裏向きにして、手番プレイヤーの前に置きます。協力したプレイヤーのチップは置きません。
また、この際使用した努力カードは単位取得の可否にかかわらず、すべて捨て山に行きます。
前期終了
ゲーム開始から初めて、場にある努力カードが1枚未満になったとき、または授業カードがなくなった時、前期で用意したの追加授業デッキと場に出ている授業カードと授業デッキをシャッフルし、新しい授業デッキとします。そして、新しい授業デッキの上から4枚めくって、場に出します。
また、捨て場の努力カードと残っている場の努力カードをシャッフルし、こちらも新しい努力デッキとします。その後、努力デッキからも4枚めくって、場に出します。
後期終了(ゲームの終了)
ゲームの終了条件は以下の二つです。
- 授業デッキが切れて、場に授業カードがなくなる。
- 進級後、努力デッキが切れて、場に努力カードがなくなる。
特殊なカードについて
- 不正発覚(イベントカード)
- このカードを獲得した人はカードを自分の前に置き、カードをさらに三枚補充して、そのターンを終了します。次のターンこのカードを捨て山に置くことで、ターンの終了とします。
- 再履修(授業カード)
- このカードは、自分の目の前にある裏向きのカード(取得を失敗したカード)を取得したかのようにすることができます。このカード自体の単位数は0ですが、裏向きになったカードの単位数は得点として加算します。
勝敗
ボーナスは自分の取得した授業カードと自分の学科チップが乗っている授業カードで計算されます。
自分の前にある授業カードに書かれている単位数に以下のボーナスの合計が最も高いプレイヤーが勝者となります。
専門ボーナス
専門の単位に対するボーナスです。
所属学科の専門科目、一般必修の取得数によって以下のボーナスが加算されます。
一般必修 | ||||
---|---|---|---|---|
0 | 1 | 2 | ||
専門単位 | 0 | 0 | 0 | 0 |
1 | 0 | +5 | +10 | |
2 | +5 | +10 | +15 |
単位マニアボーナス
専門外の単位に対するボーナスです。
一般科目、所属学科以外の専門単位、所属学科外の一般必修を取得している場合 +5 のボーナスが加算されます。
おわりに
このゲーム名らくたんとは二つの意味を持つ単語です
- 単位を楽に取得すること
- 単位を落とすこと
委託情報
マスターズギルド様にて販売していただいています
商品URL:http://mguild.shop-pro.jp/?pid=77107004
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